公開日 2024年06月26日

 ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染がきっかけとなっておこるがんの一つに子宮頸がんがあります。

 このウイルスは女性の多くが"一生に一度は感染する"といわれるウイルスです。

 感染しても、ほとんどの人ではウイルスは自然に消えますが、一部の人でがんになってしまうことがあります。

 感染を防ぐことががんにならない方法の一つといわれています。

 ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンは平成25年6月から積極的な接種勧奨を差し控えていましたが、

 令和4年度から積極的勧奨が再開されました。

 

 

 定期接種

 対象者 :小学校6年生から高校1年相当の女子。

     (上板町では標準的な接種年齢の中学1年生に個人通知しています。)

 

 接種期間:16歳となる誕生日の属する年度末までの期間に公費での接種ができます。       

 

 接種回数:ワクチンや年齢により、接種回数が2回または3回と異なります。

 

 注意事項:令和6年度が高校1年生相当(平成20年4月2日から平成21年4月1日生まれ)の方は

       令和7年3月末公費による接種期間が終わります。

      令和6年度が高校1年生相当の方が公費で3回の接種を完了するためには、遅くとも令和6年9月までには

      接種を開始する必要があります。(下記標準的なワクチンスケジュールをご参照ください。)

 

 

 キャッチアップ接種

 対象者 :平成9年4月2日~平成20年4月1日生まれの女性で、今までにヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの

      接種が完了していない方。

 

 接種期間:令和7年3月末まで。(キャッチアップ接種が終了するため。)

 

 接種回数:3回

 

 注意事項:キャッチアップ接種対象者の方が、公費で3回の接種を完了するためには、遅くとも令和6年9月までには

      接種を開始する必要があります。(下記標準的なワクチンスケジュールをご参照ください。)

 

 

 

 標準的なワクチン接種スケジュール

 どのワクチンを接種するかは、接種する医療機関に相談してください。

 3種類いずれのワクチンも、1年以内に規定の回数の接種を終えることが望ましいとされています。

 HPV接種間隔

 ※1:1回目と2回目の接種は、少なくとも5か月以上あけます。5か月未満である場合、3回目の接種が必要になります。

 ※2・3:2回目と3回目の接種がそれぞれ1回目の2か月後と6か月後にできない場合、2回目は1回目から1か月以上(※2)、

      3回目は2回目から3か月以上(※3)あけます。

 ※4・5:2回目と3回目の接種がそれぞれ1回目の1か月後と6か月後にできない場合、2回目は1回目から1か月以上(※4)、

      3回目は1回目から5か月以上、2回目から2か月半以上(※5)あけます。

 

 接種が完了するまでに最短で6か月かかります。 

 

 接種にあたっては、ワクチンの有効性とリスク等を十分にご理解いただいた上で、

   体調のよい時に接種を受けてください。

 

 

 ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンを受けた方と保護者の方へ

 ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンを受けたあとは、体調に変化がないか十分にご注意ください。

 

 

 相談窓口

 相談窓口|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

 ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関について|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

 

 

 予診票について

 接種をご希望の方で予診票をお持ちでない方は、上板町保健相談センター(電話088-694-3344)まで

 ご連絡をお願いします。

 

 

 HPVワクチンの最新情報は厚生労働省ホームページをご確認ください

 ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がん(子宮けいがん)とHPVワクチン~|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

 

 

 

 お問い合わせ先

 上板町役場 保健相談センター

 電話 088-694-3344