○上板町債券運用指針
(平成14年6月1日)
1 債券の選択に係る判断の優先順位は,次のとおりとする。
(1) 安全性
(2) 流動性担保の必要の度合い
(3) 利回り
2 リスクを最小限に抑えるため,次の方法をとる。
(1) 信用リスクへの対応
ア 購入する債権は,国債等の元本償還が確実な債権とする。
イ 金融機関の選定については,上板町資金管理及び運用基準第6第6項のうち第2号,第3号,第5号及び第6号を適用する。
(2) 債券価格変動リスクへの対応
当該債券の償還期限まで保有することを前提にした債券購入を原則とする。
(3) その他のリスクへの対応
金利変動リスク,流動性リスク等を回避するため,購入する債券は,新発債,既発債を問わず,残存期間が概ね3年を超えない債券とする。
3 債券の購入時及び満期又は期中売却時は,債券ごとに次の事項のうち,確定した事項を遅滞なく記録し保管する。
(1) 購入債券の名称
(2) 購入日並びに購入価格
(3) 購入理由
(4) 運用期間
(5) 満期又は売却日
(6) 償還価格又は売却価格
(7) 受取利息の合計額
(8) 債券売却益
(9) 運用期間中の利回り
(10) 期間売却の場合の理由
4 運用益は,この指針に基づく市場運用の結果である。したがって期間を定めた運用益の目標は設定しない。
附則
この指針は,平成14年6月1日から施行する。