乳保神社の乳イチョウ

公開日 2016年08月31日

授乳の神木と崇められる 国の天然記念物。

木の大きさは、根周り20m余り、幹回り17.23m、樹高約28mに達する。
樹齢は800年~1000年と推定され、県下のイチョウの中で最長老の巨樹として今なお威厳と風格を保っている。

昭和19年には「乳保神社のイチョウ」として国の天然記念物に指定された。町の木「イチョウ」である上板町にとって、まさにシンボル的な巨木である。

樹歴によると、寛政年間と、昭和初期の二回にわたって落雷の被害を被り、主幹に大きな空洞を作った。また明治5年には隣家の火災によって類焼し、今もその焼跡が残っている。

所在地 上板町瀬部字763
問合せ

上板町観光物産協会 088-694-6688

『乳イチョウの伝説』

イチョウの古木は、樹幹や枝から気根(空気に露出した根)を生ずる習性があり、その形が人や動物の乳房が垂れた形に似ている。このご神木にも多くの乳房状の気根が出来ていたため、古くから乳を病む女性や、産後母乳の出が悪い女性は、この神社に祈願し、ご神木の乳房状の気根の先を白紙で結んでおくと、病気や乳の出にご利益があると信じられた。

こうしたことから、「乳イチョウ」の異名をとり、「乳保神社」と呼ばれるようになって、多くの参詣者が訪れたとされる。

地図

乳保神社の乳イチョウ

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