本年も、藍と紅（あか）プロジェクトで連携する山形県白鷹町から、町の特産品である「紅染めの紅花」をいただきました。

役場ロビーにおいて観賞できますので、役場にお立ち寄りの際は、ぜひご覧ください。

 

 

「紅花の山形」といわれるほどの生産量と質を誇る山形県。
紅花が県の花に指定されており、主な生産地が、白鷹町です。

山形の紅花(紅餅)は上方商人などの活躍により「最上紅花」として全国にその名を馳せ、その価値は、米の百倍、金の十倍という貴重品でした。

“300輪で紅花一匁（はないちもんめ）“とは、わずか3.75ｇ（一匁）を採取するために約300輪もの紅花が必要だという、いかに紅花が貴重品であるかを言い表しています。

 

紅花について　　

 

・分　　　類	キク科
・学　　　名	カルタムス・ティンクトリス(カルタムスはアラビア語で「染める」の意味)
・和　　　名	紅花、末摘花(すえつみばな)、呉の藍(くれのあい)、紅藍(べにあい)、久礼奈為(くれない)
・英　　　名	Safflower
・自　生　地	降水雨量の少ない乾燥地帯、砂漠、未耕地(中央アジア山岳地帯、エジプト・ナイル川中流地帯、エチオピア、地中海沿岸帯)
・栽培最適条件	少雨少湿、育成適温10度～25度。生育が進むほど高温・多日照条件になる環境が良い。土壌は耕土が深く、中性ないし弱アルカリ性の肥沃な土壌。