公開日 2016年04月21日
セアカゴケグモはオーストラリア原産の外来生物ですが、平成7年に大阪府と三重県で生息が確認されて以降、各地に分布を拡大しています。
徳島県では平成22年に鳴門市里浦町の大手海岸で初めて確認されましたが、大手海岸には定着しているものの、その他の地域で定着が確認されることはありませんでした。
しかし、平成25年9月以降、徳島市、阿南市、松茂町、上板町、吉野川市で個体が確認され、また、高速道路のサービスエリア、空港など多くの方が利用する施設や住宅地での確認事例もでてきておりますので、留意点などをお知らせいたします。
1 セアカゴケグモの留意点
(1)攻撃的なクモではありませんが、メスは神経毒をもっているため、咬まれた場合、局所の疼痛、熱感程度の症状があり、小児、高齢者等の人が咬まれると、まれに重症化することがあります。(オスは毒をもっていません。)
(2)国内で死亡者が出た事例はありませんので、発見しても冷静に対応してください。
(3)セアカゴケグモは、次のような場所を好みます。
・コンクリートブロックの凹み・穴
・プランターと壁との隙間
・排水溝、排気口、水抜き管
・自販機、室外機の裏側(人工的熱源の周辺)
・自転車のサドル
・脱衣場、下駄箱
※このような場所で作業する場合は、念のため軍手など手袋を着用して下さい。
(4)セアカゴケグモ(メス)と卵嚢(らんのう)は、次の写真を参考にしてください。
見つけたときは、
県民環境部自然環境戦略課TEL:088-621-2262
咬まれたときや屋内にいたときは、
危機管理部県民くらし安全局安全衛生課TEL:088-621-2265までご連絡ください。
なお、徳島県のHPにおいてもセアカゴケグモについて掲載していますので参考にしてください。
セアカゴケグモについて
URL http://www.pref.tokushima.jp/faq/docs/00009409/
セアカゴケグモの駆除について
URL http://www.pref.tokushima.jp/faq/docs/00009416/