公開日 2014年01月06日

【凡例】


〈構造〉
1.「RC」:鉄筋コンクリ-ト造   2.[SRC」:鉄筋鉄骨コンクリ-ト造   3.「S」:鉄骨造   4.[W」:木造

〈適否〉
1.「○」:S56年以降の現行建築基準法の基準により建築されたもの、または2次診断の結果、文部科学省基準で耐震性がある(Is≧0.7)と認められるもの、及び耐震改修を行ったもの
2.「×」:2次診断の結果、文部科学省の基準で耐震性がない(Is<0.7)と認められるもの
3.「-」:2次診断中(または予定)のほか、改築予定やあり方検討中のため2次診断を行っていないもの

(耐震性能等の概要)
1.[新耐震基準適合」:S56年以降、現行の建築基準法により建築されたもの
2.「2次診断済(改修不要):Is値」:精密な耐震診断の結果、改修等の必要がなかったもの
3.[改修済(年度)」:すでに耐震改修を行ったもの
4.「2次診断済(要改修) Is値」:精密な耐震診断の結果、改修等を要するもの

〈Is値〉
Is値0.3未満は、大規模地震等に対して倒壊または崩壊する危険性が高いとされている(国土交通省告示第184号(平成18年)

〈その他〉
参考として、「備考」欄に耐震化の優先度を調査した「優先度調査(文部科学省基準により優先度の高い順に"1"→"5"」等の実施状況を付記した

(平成24年1月1日現在)
施設
名称
棟番号・
施設名称
建築年度 構造 階数 延床
面積
(m2)
耐 震 性 能 等 今後の
対応等
備 考
適否 摘  要 Is値
Is<
0.3
0.3≦
Is
<0.7
0.7≦
Is
小学校
神宅
小学校
2棟
12 校舎 S51 RC 3 2,659 × 2次診断済
(要改修)
    改修済(H22) 優先度
ランク"2"
14 体育館 S57 RC 2 681 新耐震
基準適合
         
東光
小学校
2棟
10 校舎 S48 RC 2 1,423 2次診断済
(改修不要)
      優先度
ランク"4"
11 体育館 S54 RC 2 601 2次診断済
(改修不要)
      優先度
ランク"3"
松島
小学校
3棟
7 体育館 S48 RC 2 641 × 2次診断済
(要改修)
    改修済(H23) 優先度
ランク"4"
8 校舎
(南)
S53 RC 3 1,190 2次診断済
(改修不要)
      優先度
ランク"3"
12 校舎 H18 RC 2 1,818 新耐震
基準適合
         
高志
小学校
4棟
11 校舎 S50 RC 2 802 2次診断済
(改修不要)
      優先度
ランク"5"
12 校舎 S53 RC 3 1,182 2次診断済
(改修不要)
      優先度
ランク"3"
14 校舎
(西)
S57 RC 2 165 新耐震
基準適合
         
15 体育館 S58 RC 2 651 新耐震
基準適合
         
中学校
上板
中学校
5棟
1 校舎
(教室棟)
S36 RC 3 1,832 × 2次診断済
(要改修)
    改修済(H21) 優先度
ランク"1"
2 校舎
(管理棟)
S37 RC 2 852 × 2次診断済
(要改修)
    改修済(H21) 優先度
ランク"2"
3 校舎
(南特別教室)
S37 RC 2 736 × 2次診断済
(要改修)
    改修済(H22) 優先度
ランク"2"
4 校舎
(北特別教室)
S37 RC 2 946 × 2次診断済
(要改修)
    改修済(H22) 優先度
ランク"1"
5 体育館 S39 RC 2 853 × 2次診断済
(要改修)
    改築済(H21) 優先度
ランク"1"
幼稚園
神宅
幼稚園
1 校舎 S55 RC 1 400 2次診断済(改修不要)        
東光
幼稚園
2 校舎 S61 RC 1 265 新耐震
基準適合
         
東光
幼稚園
3 校舎 H14 RC 1 77 新耐震
基準適合
         
松島
幼稚園
1 校舎 S57 RC 1 398 新耐震
基準適合
         
高志
幼稚園
3-1 校舎 S60 RC 1 331 新耐震
基準適合
         
高志
幼稚園
3-2 校舎 H19 W 1 9 新耐震
基準適合
         


上板町小中教育施設数:16棟 (校舎棟11棟/体育館5棟)
耐震済:16棟=4棟(新耐震基準適合)+5棟(改修不要)+6棟(改修済)+1棟(改築済)
耐震化率:16/16=100%


用語解説

(1) 新耐震基準
建築基準法(施行令)の改正により、新しい耐震基準が施行されました。新耐震基準の建物とは昭和56年6月1日後に建築されたものをいいます。

(2) 耐震診断
耐震診断は、新耐震基準(昭和56年以前)施行以前の建物について、地震に対する安全性を構造力学上診断するものであり、診断の結果、構造耐震指標 (Is値)が0.6未満の場合、「地震の震動及び衝撃に対して倒壊又は崩壊する危険性がある」(平成18年国土交通省告示第184号)とされています。

(3) Is値
Is値(構造耐震指標)とは耐震診断により、建物の耐震性能を示す指標で、Is値0.6以上で耐震性能を満たすとされていますが、文部科学省は学校 では0.7以上に補強するように求めています。Is値0.3未満は大規模な地震(一般的に震度6強程度)により倒壊の危険性が高い建物とされています。

(4) 耐震化優先度調査
耐震化優先度調査は、「学校施設の耐震化推進に関する調査研究協力者会議」が、学校施設の特性を踏まえ、平成15年4月に取りまとめた報告におい て、新たに提言した調査方法です。この調査は、耐震診断を実施しなければならない学校施設を多く所管している地方公共団体等の設置者が、どの学校施設から 耐震診断を実施すべきか、その優先度を検討することを主な目的としており、その結果は"1"~"5"の5段階の優先度ランクに判定されます。

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